IKEAは家具屋さん?それとも?

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 IKEAというと、北欧デザインのおしゃれな家具がリーズナブルに買える家具店というイメージがありますが、実は最近、家具ではなく併設されているスウェーデン料理のレストラン目当てにIIKEAを訪れる人が増えているとか。

 ドイツの週刊誌「デアシュピーゲル(Der Spiegel)」のオンライン版では、ドイツではIKEAを訪れる約3分の1のお客さんの目的は家具ではなくレストランだと報道しています。同誌によると、レストラン部門を強化しているのは、より多くの人に家具を見てもらうためにお客さんを呼び込む戦略で、IKEAは、今後はオンラインでも食品を購入できるようにしていくと発表しています。また、ロンドン(London)やパリ(Paris)、オスロ(Oslo)ではすでにレストランだけの店舗も登場しています。

 スイスでもIKEAのレストランは人気で、ホテルや外食産業の協会である「ガストロスイス(Gastrosuisse)」によると、同社の食品部門の売り上げは、6,550万フラン(約75億円)となり、スイスで9番目に大きな規模のレストラン事業者になっています。さらに9月からはベジタリアンメニューも登場し、ますます人気を集めそうです。同社のスイスでの食品の売り上げは、家具を含めた全体の売り上げの約5%を占めるほどになっています。

 食品部門の成功には、ファミリー層にターゲットを絞り、北欧の雰囲気を持ちながらもどんな国でも支持されるインターナショナルなメニューの選び方や、その価格が大きく貢献していると、マーケティングの専門家キャリー・シュタインマン(Cary Steinmann)氏は分析しています。

 価格を見てみると、例えばスウェーデンの定番、ミートボール10個とポテトにリンゴンベリーとクリームソースが添えられた料理は、5.95フラン(約681円)とかなりリーズナブルな料金で食べられるので、人気の理由も納得です。

 日本でも北欧家具や雑貨はとても人気がありますが、北欧の料理はどうでしょうか。みなさんは食べたことがありますか?興味のある方はIKEAのホームページでレシピを公開していますので、こちらもご覧下さい。


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