授業料一番高いのに、さらに値上げ?

20170908_kayoko_news_495

 世界的にも人気のあるスイスの大学ですが、公立の総合大学の授業料は、州政府が運営にかかわっているため、州により授業料が異なります。

 スイスの大学の授業は、日本に比べると随分安いです。スイスで最も授業料が高い大学は、古く歴史のあるバーゼル大学(Universität Basel)。2学期制で1学期あたりの授業料は850フラン(約97,000円)です。

 そのバーゼル大学が授業料の値上げを検討していると、スイスの地元日刊紙「bz Basel」が取り上げています。

 今回の値上げ案は二つあり、一つは1学期当り100フラン(約11,000円)の増額、この案では学士と修士過程の全ての学生(約1万人)が対象となります。

 もう一つの案は、外国籍学生(約3,000人)を対象にした値上げ。学士と修士課程の1学期あたりの授業料を現在の850フランから1,700フラン(約19万円)へ、そして、博士課程の授業料を350フラン(約4万円)から700フラン(約8万円)へ引き上げる案です。

  同大学では、4年前にも1学期当り150フラン(約17,000円)の値上げを実施しています。今回の値上げでは、州の緊縮措置によるものだとしています。しかし、大学側としては二つ目の案は海外から来る学生が離れてしまう可能性もあるとして、最初の案にしたい考えですが、まだ何も決まっていないと話しています。

 二つ目の案は現実的ではないような気がしますが、ただでさえ物価の高いスイス、学生にとって100フランの値上げは生活費などに響くのではないでしょうか。教育以外の分野で節約できないかどうか、州にはよく検討してもらいたいですね。

 


コメントを投稿する