寄生虫!?が集める蜂蜜が大豊作

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 みなさんもご存じの通り、蜂蜜は花の蜜を集めてまわるミツバチが貯蔵した巣を加工したもの。花の種類によって味や特徴が異なりますが、食用はもちろん、薬用としても古くから活用されて来ました。

 蜂蜜には種類も多く、効果など様々です。特にヨーロッパで人気が高いのが甘露蜜と言われる蜂蜜。甘露蜜は日本ではあまり馴染みがありませんが、なんと寄生虫が針葉樹の樹液を集めて分泌した甘い蜜を、さらにミツバチが熟成させた蜂蜜です。

 そして、スイスのベルン(Bern)州エメンタール(Emmental)地方でも、寄生虫がモミの木の樹液から集めた蜜をミツバチが熟成させた甘露蜜の養蜂が行われています。オーバーエメンタールの養蜂家協会(Bienenzüchterverein)のベアート・ガーバー(Beat Gerber)代表によると、豊作と言われた2015年の蜂蜜生産量(30kg)に対し、今年は50kg~60kgの蜂蜜が採れて40年ぶりの大豊作となりました。

 通常ならば蜂蜜は10日~14日間しか採取することができません。しかし、今年はモミの木の蜂蜜が好調で6月から8月初旬まで行われたそうです。冬は寒く、春は湿度があるため、モミの木の寄生虫にとって最適な環境だったとか。

 色が濃く、独特な味で甘さ控えめ、ほんのりと漂う樹木の香りを持つ甘露蜜。もし、スーパーで見つけたら、ぜひお試しになってみてくださいね。

 


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