浮世絵の影響を受けたスイス画家たち

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 日本政府観光局によると、今年7月の訪日外国人旅行者数は268万2千人となり、1ヶ月当たりの旅行者数としては過去最高を記録しました。そんな海外からの旅行者に向けて、日本の文化に触れてまた日本を訪れてほしいと、成田空港では、浴衣の着付けやお寿司のサンプル作り等の体験イベントを開催しています。

 そのイベントにも登場しているのが江戸時代に発達した版画絵「浮世絵」。その浮世絵の版画刷り体験ができるとのことで、外国人旅行者にとても人気があります。実は、あまり触れる機会がない日本人に比べ、海外では浮世絵は芸術作品としてとても高く評価されています。

 浮世絵は19世紀後半にヨーロッパで行われた万国博覧会にて、浮世絵等の日本の伝統芸術はブームを呼び、その後の印象派などヨーロッパの絵画にも大きな影響をもたらしたと言います。

 もちろん、影響を受けたのはスイスの画家も例外ではありません。その画家たちの作品が、7月8日~10月8日までソロトゥルン州にあるソロトゥルン美術館(Kunstmuseum Solothurn)で展示されています。

 「インスピレーションとしての日本の浮世絵(Der japanische Farbholzschnitt als Inspiration)」と呼ばれるこの展示会では、浮世絵にインスピレーションを受けたクーノ・アミエ(Cuno Amiet)やマルタ・クンツ(Martha Cunz)等スイス画家の作品とザンクトガレンの歴史博物館(Historisches und Völkerkundemuseum)所蔵の日本の浮世絵が展示されています。

 日本人が印象派が好きなのも、印象派が浮世絵の影響を受けているからだとも言われています。浮世絵からインスピレーションを受けたという作品、是非見てみたいですね。

 詳しくはこちらの美術館のホームページをご覧下さい。(独)


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