スイス人がコンサート好きな理由

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 スイスでは野外フェスティバル、様々な音楽ジャンルのコンサートや演劇等が数多く開催されています。先週末にチューリッヒ(Zürich)でチューリッヒ・オープンエアー(Zürich Openair)が開催されましたが、過去最高の8万人の観客が訪れ、大変な盛り上がりを見せました。

 スイスでは、様々なイベントが年間を通して全国各地で開催されていることから、ヨーロッパの中でもコンサート等の開催件数や観客動員数が多いと言われています。

 欧州連合(EU)の統計局、ユーロスタット(Eurostat)がヨーロッパ28ヶ国を対象に行った「2015年度の訪問者数の割合に関する調査」によると、スイスにおいてコンサートや劇場を4回以上訪れた人の割合は37%で、ヨーロッパ28か国の中でトップと公表されています。

 スイスの次にはアイスランド(32.9%)、第3位(27.7%)のスロベニアと続いています。また、反対に割合が低かった国はブルガリア(6.7%)、ギリシャ(4.6%)、なんとポーランドはたった(3.7%)でした。

 スイス統計局(BFS)は、「スイスの訪問者数が高い理由の一つとして、生活水準の高さが関係している」と分析する一方で、社会学者のエアネスト・アルベルト(Ernest Albert)氏は、「生活水準も一因となっているものの、根底には自由さや社会のシステムをつくり上げたプロテスタンティズムが関係している」と述べています。また、同氏は今後も社会の格差が急激に広がったり、紛争などが起こらない限り、この傾向は続くと予測しています。

 みなさんは、スイスで年間どのくらいコンサートや劇場へ出かけますか。夏も残りわずかですが、まだまだたくさんのイベントが開催されていますので、ぜひお好きなイベントを見つけて参加してみてはいかがでしょうか。

 


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