スイス南東部、大規模土砂災害が発生

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 23日10時半頃、グラウビュンデン(Graubünden)州、ボンド(Bondo)村で大規模な土砂崩れが発生し、 イタリアとの国境の山、ピッツォ・チェンガロ(Piz Cengalo)からボンダスカ谷(Val Bondasca)まで泥や岩が流れ込んだ模様です。

 翌日24日、同州が報道機関向けに行った会見では、正確な人数はまだ把握できていないものの少なくとも8名が行方不明と発表。当日山登り等で入山していたドイツ人、オーストリア人、スイス人と見られ、現在も121人が捜索救助犬とともに行方不明者らの捜索救助にあたっています。

 また、この土砂崩れにより、家畜小屋等の建物も被害に遭い、村の住人含む32人がヘリコプターで救助されたほか、今後も土砂が起こる恐れがあるため、すでに地元の住民約100人が区域外に避難しました。

 この地域では2011年にも同じような土砂災害が発生しており、今回の災害は当時よりも規模が大きいと見ています。発生前から土砂災害発生の危険性の高い地域として調査を行い、7月末には岩の動きがみられたので先週から同地域で立ち入り制限をしていたと、地方紙の「ズードオストシュバイツ(Südostschweiz)」は報道しています。

 果たして、登山をしていた行方不明者にこの立ち入り制限の情報が届いていたかどうかはわかりませんが、一刻も早く行方不明者が見つかることを祈ります。

 


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