難民向け教室で減らせ!水難事故

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 スイスには海はありませんが、毎年夏になると湖や川で水浴を楽しむ人たちで賑わいを見せています。しかし、川の流れが急に変わったり、湖も急に深くなる場所があったり、泳ぎに自信のある人でも注意が必要です。

 さて、昨年に川や湖、プール等の水の事故で亡くなった方は57人。そのうちの半数以上の32人が外国人や難民申請者だったと発表されています。

 これを受けてチューリッヒ市の難民局(AOZ)では、今年の春から外国人や難民申請者向けに無料の水泳教室を実施し、さらに24人の希望者が夏休み後も3つのコースを開催する予定です。

 同局のダーシャ・クリザン(Dascha Krizan)さんは「この水泳教室で教えているのは、安全な泳ぎ方を教えるだけでない。難民がスイスで共存できるよう導く役割も果たしている」と言います。スイス人がどのように自由時間を川や湖で過ごしているかを知ることで、難民も参加しやすい環境を創り出していくそうです。

 同教室は秋休みまで続ける計画ですが、その後は希望者がいれば検討したいとクリザンさんは話しています。

 今回のように小さい頃に水泳を習ったことがない外国人や難民申請者には、教室に参加して積極的にスイスならではのレクリエーションを満喫してもらいたいですね。


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