広まる学校での麻薬売買

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 バーゼル・ラントシャフト(Basel Landschaft)州ゲルターキンデン(Gelterkinden)の中学校で、何人かの生徒が麻薬を服用し、校内での取引も行われていたと、フォルクスシュティメ(Volksstimme)新聞が報道しています。

 使用されていたのは、主に合法大麻のカンナビス(Cannabis)ですが、その他にも、たばこやハシシ(Hashish)、またコカインのような麻薬も含まれていたと言われています。この麻薬の取引や販売をしていた12才の少年は、自身が購入した麻薬を学校で上級生徒に売っていたそうです。

 同校でこの問題が発生したのは1年くらい前とされ、それ以来同州警察や自治体、学校で取り組みを行いながら、沈静化されてきたと伝えています。しかしながら、学校の関係者は特に合法大麻がいくつかの学校で広まっているのを認めており、薬物の服用が授業へのモチベーション低下や成績に大きく影響が出てしまう可能性があると危惧しています。

 同州の警察のローランド・ヴァルター(Roland Walter)氏は、「この薬物使用の低年齢化の問題はこの地域だけに限ったことではなく、他の州や地域でも同様の問題を抱えていると注意を呼びかけているとともに、今後、薬物使用に向けたキャンペーン等を行って薬物乱用の撲滅に努めたい」と話しています。

 子どもたちを危険な薬物から守るためには、警察からの働きかけだけではなく、これからは学校や家庭での教育も重要な役割をはたすことも必要ではないでしょうか。

 


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