スイスでも「オレオレ詐欺」?!

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 高齢者の方を狙い、身内を装って、電話口でお金の振込を要求する、「オレオレ詐欺」。日本では何年も前から警察が注意を呼びかけてはいるものの、年々手口も巧妙化し、なかなか被害は減少していません。そのような状況の中、スイスでも先日、似たような事件が起こりました。

 被害に遭ったのは、ザンクト・ガレン(Sankt Gallen)州に住む、85歳の女性。いとこだと名乗る男性から電話があり、「家を買うためにお金が必要だ」と言われ、犯人の言うことをすっかり信じてしまった女性は、銀行から60,000フラン(約680万円)もの大金を引き出し、銀行からの警告にも関わらず、犯人の口座に振り込んでしまったのです。

 なお、地元警察は、今回の事件について調査を行っているものの、未だ犯人は捕まっていません。

 実は、このような詐欺事件は初めてではありません。「家族の一員のふりをして近づき、お金を騙し取ろうとする詐欺」は、スイスでも存在しており、その名も「偽の甥(Faux neveu)詐欺」と呼ばれています。

 今回の事件では、身内を助けようとする善意が利用されてしまい、とても残念です。日本でもスイスでも、このような事件の被害に遭わないためには、普段から家族や身近な人と気軽に話したり、相談したりできる環境を作ることが大事なのではないでしょうか。

 

 


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