防空壕で育った「シイタケ」はいかが?

 

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 昨年のニュースでもお伝えしましたが、スイスは自分で採ったきのこを食べられるかどうかチェックしてくれる「きのこコントロール」もある程、きのこ大国です。秋のシーズンには、街の市場には見たこともないような様々な種類のきのこが並びます。最近では日本の「シイタケ(Shiitake-Pilz)」もすっかり定番です。

 そんな「シイタケ」を防空壕で育てている生産者がいます。ウーリ(Uri)州、エアストフェルト(Erstfeld)のアレックス・ルッシ(Alex Lussi)氏です。ルッシ氏は年間140トンのきのこを生産していますが、軍が防空壕として利用していた施設で「シイタケ」と「ヒラタケ」を栽培しています。

 ルッシ氏によると、防空壕は湿度が92~93%で気温は13~15度と安定し、きのこを育てるのに最適で、空調も使わないので環境にもやさしいと言います。ルッシ氏の両親もきのこの栽培を行っていましたが、防空壕を使うアイデアは軍にいた時に思い付き、今では13もの防空壕を所有しています。今後は、防空壕での栽培を含め、きのこのビジネスを拡大していきたいと話しています。

 防空壕、使わずに空になっているのなら、もったいないですね。一般の人も手に入れることができるのなら、きのこ以外の活用法もたくさんありそうです。みなさんならどう利用しますか?


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