アルプス登山で日本人男女が滑落死

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 アルプス山脈の標高4,107mmのメンヒ(Mönch)、ベルン州とヴァリス州にまたがる山で、アイガー(Eiger)とユングフラウ(Jungfrau)の4,000m級の山々が連なる姿が素晴らしいことから、ベルナーオーバーラントを代表する名峰として知られ、また登山者にとても人気の山です。

 その山で今月22日、日本人の男女2人が亡くなるという悲しいニュースが入ってきました。ベルン(Bern)州警察によると、発見されたのは登山で日本から訪れていた73歳の男性と55歳の女性で、21日の夕方に行方がわからなくなったと通報がありました。

 通報を受けて、スイスアルペンクラブ(SAC)の救助隊とヘリコプターによる捜索活動が夜通しで行われました。悪天候で視界が悪く捜索活動が難航していましたが、翌日22日の朝、残念ながら2人の遺体が発見されています。

 警察の見解では、2人は金曜の朝に山小屋(Mönchsjochhütte)からノーマルルートで登り、何らかの理由で滑落してしまったとのこと。なお、滑落の原因はわかっていません。また、5月にも同じルートでドイツ人登山者が滑落して亡くなっています。 

 スイスの山岳救助機関の山岳遭難統計によれば、昨年の遭難による死亡・行方不明者は150人と公表しています。登山経験が豊富でルートも熟知していても、やはり相手は自然です。高峻な山岳となると気象状況は絶えず変化しちょっとした判断ミスが命取りになることもあります。

 スイスで登山される際には、遭難しないための十分な準備と計画はもちろんですが、現地の登山経験者にアドバイスを受けたり、登山ガイドにお願いしたりして、無理のない登山をしてくださいね。

 

 

 


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