ついに販売開始!世界初大麻たばこ

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 みなさんはスイスのスーパーやキオスクの棚に並んでいる「大麻アイスティ」や「大麻ビール」を見たことありますか。ちょっと衝撃的ですが、これらの商品は大麻に含まれる化学物質「カンナビノイド」のうち、精神作用のある物質「テトラヒドロカンナビノール(THC)」の含有率を1%未満に抑えたもので、スイスでは合法です。

 同じ「カンナビノイド」でも、「カンナビジオール(CBD)」という物質は精神作用がないため、合法大麻商品に使用されています。最近、この「CBD」を含む合法大麻がブームとなり、様々な商品が販売されています。

 スイスでは、皆さんもご存知かもしれませんが、昨日7月24日から世界初の大麻たばこ「ハイマート(Heimat)」の販売開始となりましたが、国内だけでなく、世界各国のメディアからも注目されています。

 製造者は、ザンクトガレン(SanktGallen)州のシュタインナハ(Steinach)に拠点を持つ、Koch & Gsell AG社。製造・販売までに至るまでに数え切れないほどの試みと挫折を経験しながら、スイスにおいて初となる、大麻草入りタバコの販売の夢が現実のものとなりました。

 今回注目されているハイマートは、スイス産のタバコに4gの大麻草、そして通常のタバコと同様、タール(8mg)とニコチン(0,5mg)が含まれて、価格は19.90フラン(約2,300円)。ハイマート以外にも通常のタバコもあり、キオスクだけでなく、大手スーパーのコープ(Coop)でも購入できるとのこと。

 大麻商品が人気の一方で、様々な薬物に関する保護団体の「薬物禁断スイス(Drogenabstinenz Schweiz)」の代表アンドレア・ガイスビューラー(Andrea Geissbühler)さんは、大麻たばこは、合法になるように作られているだけで、体に対する長期的な作用はまだ不明だと問題視しています。

 また、ティチーノ(Ticino)州では、今月のオフィシャルな販売のスタート日である24日を前に、既にコープに並んでいる商品が、州の許可を得ていないとして押収されるといった騒ぎもありました。

 合法でもやはり体への影響は少し気になりますね。スイスでは合法な大麻商品ですが、海外への持ち出しはもちろん禁止されていますのでご注意ください。

 

 


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