電車に犬専用車両は必要?

 

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 スイス連邦鉄道(SBB)ではサイレンス車両、子供の遊具や遊び場あるファミリー車両、また自転車車両など、幅広い客層に向けた工夫を凝らしています。その同鉄道会社に向けて、最近また新たな専用車両を求める動きが出てきています。

 スイス犬保護団体(SKG)は、犬を連れた飼い主専用の車両、または少なくとも犬が乗りやすい車両の取入れを同鉄道会社へ検討するよう、要求しています。

  同団体の代表であるハンスエリ・ベール(Hansueli Beer)氏は、「犬の飼い主は、犬のために電車のチケットを購入しなければならない。利用者の多い路線では、SBBが犬専用車両を導入することが望ましい」と述べています。

 スイスで電車に犬を連れて乗車する際、通常犬用の半額乗車券を購入する必要があります。1日有効券は35フラン(約4,100円)、また1年有効定期券は805フラン(約94,000円)、決して安いとは言えない金額です。  

 犬を守るためと専用車両の導入に賛成する人がいる一方で、「私達は社会で共存していかなければならないのに、何種類ものカテゴリーを作ることは、社会の分断に繋がる」と反対する人もいます。

  今回の犬専用の車両に巡って賛否両論が巻き起こっていますが、鉄道会社側は「現在、犬は全ての電車に乗ることができるため、今後専用車両を導入する予定はない」と述べ、消極的な姿勢を示しています。

 

 

 


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