国営企業の経営者、給料もらい過ぎ?

 国が保有していたり、株の一部を保有しているような国営企業は戦後随分と減ってきましたが、鉄道等のインフラや郵便、エネルギー関連事業等は、まだ国が関わる企業も各国に見られます。

 スイスでも国営企業が多数存在していることから、政府が毎年経営幹部の年収に関する企業別調査レポート(Kaderlohnreporting)を公表しています。

 2016年の同調査レポートによると、経営幹部の年収額が全体的に減っていると述べているものの、高額な年収をもらっている経営幹部者はまだまだいるようです。

 最も多くもらっていたのが、スイス連邦鉄道(SBB)の最高経営責任者、アンドレアス・メイヤー氏(Andreas Meyer)。同氏のボーナスも含めた年間の総支給額は、約105万フラン(約1億2,400万円)。

 2番目に多かったのは、スイスポスト(Die Schweizerische Post AG)の最高経営責任者、スザンヌ・ルオフ氏(Susanne Ruoff)で、約97万フラン(約1億1,000万円)。

 続いて、3番目には武器の製造輸出等を行っているルアグ(Ruag)の最高経営責任者、ウルス・ブライトマイヤー氏(Urs Breitmeier)の約91万フラン(約1億円)となっています。

 政府は、昨年秋に幹部の報酬を減らす決定を下しましたが、反映にはまだ時間がかかり、2019年頃には結果が出るとか。

 日本では上場企業の役員報酬が高額化の傾向にあると聞きますが、スイスの場合、このようにレポートという形で経営側が公表されることにより、納税義務者に透明性を示せるので、良いシステムではないでしょうか。

 レポートについて詳しくは、こちらをご覧下さい。(独)

 


コメントを投稿する