秘湯が近くなる!国内最長の橋が完成

 

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 4年の建築期間をかけてスイス最長で、橋長が475mのアーチ橋「タミナ橋 (Taminabrücke) 」が完成しました。橋は、ザンクトガレン (St. Gallen) 州のプフェファース (Pfäfers) とファレンス (Valens) の間の渓谷にかけられ、費用は約5,600万スイスフラン (約64億円) でした。

 これまで使われてきた村を結ぶ唯一の山道は、崖崩れが頻繁に起こり危険で、修繕にもコストがかかるため、橋の建設に踏み切りました。

 橋の建設で重視されたのが、自然との共存で、橋の角度や野生動物が通ることのできる道を設置するなど、モダンな作りだけでなく環境にも配慮したデザインになっています。

 この辺りは温泉地として有名で歴史も古く、最初に温泉が発見されたのは、1240年。これまで多くの人が治療のために険しい渓谷を訪れたと言います。

 スイスを代表する高級スパ・リゾート、バートラガッツ (Bad Ragaz) もプフェファースの源泉から温泉を引いています。「アルプスの少女ハイジ」のクララもここで湯治をしていたと描かれています。

  また、ファレンスには、海外からも多くの人が訪れる温泉を利用したスイス最大のリハビリテーション施設「クリニック・ファレンス (Klinik Valens)」もあり、地元の人だけでなく、ここを訪れる人達にとっても、橋の完成でアクセスがよくなります。橋の開通は6月22日です。

 近くにはハイジの舞台となった村、マイエンフェルト (Maienfeld) もあります。温泉とハイジの村、訪れてみてはいかがですか?


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