スイスの酪農業がピンチ?!

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 スイスと言えば乳製品が有名ですが、その乳製品に関わる酪農業が危機的状況にあります。     

 今月6日、スイス農民連盟(USP)とスイス酪農家(PSL)が、牛乳価格の値上げと割引価格の撤廃を要求しました。  

 同連盟によると、現在スイスの牛乳の指標価格は、1キロ当たり65ラッペン(約74円)であるのに対し、現状は平均54.9ラッペン(約63円)で売られていますが、製造コスト等を賄うために最低限65ラッペンの価格設定は必要だということです。  

 更に、スイスフラン高や国外からの輸入品に対する保護という名目でなされている割引も価格の低下に影響しているとし、割引を最小限に留めるべきだと主張しています。  

 酪農業はスイスの主要産業の一つですが、毎年同業全体の4パーセントに当たる20000人が廃業に追い込まれ、10000頭近くもの牛の数が減少しています。    

 同連盟代表、マルクス・リッター(Markus Ritter)氏は、「牛乳の国際市場の状況は改善しており、去年の夏から価格は上昇傾向にあるが、スイスにおいては牛乳の販売量が減少傾向にある」と述べています。  

 チーズやミルクチョコレートなど、スイスでは牛乳に関わる主要製品が多く存在するだけに、今後の動きに注目していきたいですね。

 


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