スイスにもいる!ヒルに噛まれたら?

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 スイスにもヒルがいるのをご存じですか?スイスの無料新聞20minでは、ボーデン湖 (Bodensee) でヒルに遭遇した人の話を紹介しています。ヒルの専門家、ドミニク・ケーラー (Dominique Kähler) さんによると、以前よりも数は減ったものの、スイスの東部ではヒルが生息し、特に池や沼地のようなところに多くいると言います。

 ヒルに噛まれたら、はがそうとすると感染してしまったり傷口が広がってしまうこともあるので、無理にはがさないことが重要です。最後まで血を吸わせると自然に離れるので、びっくりしてはがさず、血を吸わせるのも手です。はがしたい場合は、アルコールをヒルの頭にかけたり、塩やたばこの火をつけても効果があるそうです。

 はがす際にはヒルが吸い取ったものを吐き出し、感染してしまう恐れもあるので、すぐに取ることも重要です。基本的には害はないものの、他の野生動物の病気を媒介している場合もあるので、注意は必要です。

 ヒルの唾液には、麻酔成分や血液が凝固するのを阻害する成分が含まれているので、痛くはないのに出血が止まらないことがあります。実はこのヒルディン (Hirudin) という成分、昔から医療用にも注目され、ザンクトガレン州立病院 (Kantonsspital St. Gallen)やケーラーさんのクリニックでも飼育し外科手術に利用されています。

 害はないとわかっていてもビジュアル的に冷静になりにくいヒル。吸われた本人は無理でも周りの人が冷静に対処してあげたいですね。


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