ドローンで小鹿の命を救え!

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 スイスでは、年間約2,000匹の鹿の赤ちゃんが、草刈り機に巻き込まれ命を落としていることをご存じですか?生後間もない赤ちゃんは危険を察知する能力も低く、草むらに隠れてしまって見えないためです。

 そこで、日本の高等学校にあたるギムナジウム (Gymnasium) に通う、ベルン (Bern) 州の18歳のパスカル・ツィンマーマン (Pascal Zimmermann) 氏がドローンを改造し、大草原の中から小鹿を助け出すことを思い付きました。

 ドローンの改造は、マトゥーラ (Matura) という大学の入学試験のためでもあり、ドローンには赤外線サーモグラフィカメラが取り付けられ、空から小鹿を見つけ、モニターで確認後、徒歩で探し出します。

 鹿の赤ちゃんが多く生まれる5月と6月には毎日5時起きでドローンを飛ばしています。早朝は気温が低くサーモカメラではっきりと温度差がわかるためだとか。昨年は、5月末から6月末までの活動で、11匹の小鹿を助け出しました。

 報酬は特にありませんが、農家から寄付してもらうこともあり、もらったお金は新しいカメラの購入に充てているそうです。活動はとてもわくわくして楽しいとツィンマーマン氏は話しています。

 なにかとお騒がせな話題の多いドローンですが、このような使い方で活躍してもらいたいですね。


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