先行き明るい、ジュネーヴ州の空気質

20170527_midori_news_005-4037  先日、ジュネーヴ(Genève)州の環境交通農業省(Département de l’environement, des transports et de l’agriculture)が2016年に行った「空気の質に関する調査」の結果を発表しました。

  同省の発表によると、ジュネーヴ州の空気の質は例年と比べ改善し、空気中の二酸化窒素は2002年の調査から初めて法的基準値を下回りました。また、都市部におけるPM10の年平均濃度は1998年が27μg/m³、2016年は18μg/m³となり、調査を始めた1998年から比べて最も低い数値となりました。

  粒子状物質に関しては、同州人口が増加しているにも関わらず、今回初めて全ての法的基準値よりも低い数値が出ています。この結果について同省のルック・バルタサ(Luc Barthassat)氏は 「この結果はとても先行きが明るいものだが、改善すべき点はまだ多く残されている」と述べています。

  大気汚染は同州だけではなく、スイス全体で大きな問題となっています。 毎年スイスで大気汚染による死亡人数は、毎年3,000人を超えており、大気汚染が死亡の原因に大きく関わっていることが言えるでしょう。

 車の代わりに交通機関または自転車を使うことや、資源ゴミをリサイクルに出すことなど、日常生活の小さなことからできることはたくさんあります。私達一人一人が危機感を持って行動し、大気汚染の防止に繋げていきたいですね。