高齢者に広がる収入の格差

20170512_kayoko_news_410

  スイスの年金制度は、国が管轄している老齢・遺族年金 (AHV)、会社で積み立てた年金、任意で加入する年金保険の3つから成ります。

 スイスの大手銀行クレディ・スイス (Credit Suisse) の調査によると、年金を受け取っている65歳以上の世代でかなりの収入の格差があることがわかりました。

 年金を受給している人のうち、収入が高い方から20%の人の平均月収は11,000スイスフラン (約125万円) 以上で、低い方から20%の人の月収は3,000スイスフラン (約34万円) に満たないといった結果でした。

 大きな差が出てしまった原因は、国の年金以外のもので、特に会社で積み立てた年金の月収は、上位の受給者が5,050スイスフラン (約57万円) なのに対し、下位では290スイスフラン (約3万円) でした。一方で国の年金は、3,000スイスフラン (約34万円) と2,100スイスフラン (約24万円) と会社の年金ほど大差はありませんでした。

 中流のクラスでも会社で積み立てた年金は少ないと言います。将来安定した年金生活を送るためにはやはり個人での積み立ても必要なのかも知れません。


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