スイス人のスパイ、ドイツで逮捕!

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 2013年に中央情報局 (CIA)やアメリカ国家安全保障局 (NSA)の情報機関職員だったエドワード・スノーデン (Edward Snowden)氏が、米国による通信傍受などの情報収集活動を内部告発したことは、衝撃的なニュースでした。この報道により、スパイ活動が映画の中だけではなく、現実だったことに驚いた方も多いのではないでしょうか。

 スイスでも、先月28日に54歳のスイス人、ダニエル・M (Daniel M) 氏が2012年以来スパイ活動をしていたとし、ドイツのフランクフルト (Frankfurt am Main) 逮捕・拘留されました。 

 当初、M氏はスイスの秘密情報機関の仕事でドイツ税務当局の監視活動を行っていたと、ドイツの日刊紙「ディ・ヴェルト (Die Welt)」は報じています。

 ドイツ当局は、2006年からスイスやリヒテンシュタインの銀行の顧客データが入った盗難されたCDを購入し、資産を隠す脱税者の摘発を行って来ましたが、M氏の任務は、この捜査員を探し出すことだったようです。

 最近では、顧客情報開示について寛容な銀行が増えてきているものの、スイスの銀行では未だその匿名性が高く、脱税やマネーロンダリングなどの疑いで捜査対象となることもあります。

 また、銀行経営陣の高額な報酬が話題となる等、あまりいいイメージはありません。今回の件で、政府と銀行がどのように関わっているのかに注目していきたいところです。

 


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