子どもたちとメディア〜中学校の試み〜

swissjoho-socialmedia-1280 近年、スイスでもデジタル機器やインターネット、メディア接触の低年齢化と長時間化が急激に進み、危機管理に対する関心も深まっています。

 スイスでは10歳ぐらいからスマートフォンを所有する子どもも少なくなく、学校からもインターネットやPCでの作業を要する宿題が出されるようになります。

 宿題の問題集や教材などが学校のホームページからダウンロードできたりすることもあり、インターネットを上手に、安全に利用する方法を学んでいくことは大切な課題です。

 このような流れを受けて、ルツェルン州(Luzern)のある中学では、2016年度から学校の科目の一つとしてコンピュータの使い方、キーボードの打ち方、そしてFacebookやSNSの使い方などを学ぶ、「メディア」の授業が始まりました。

 この授業では実技的なことだけではなく、どのようなメディアがあり、その安全な使い方、危険性などを話し合ったり、意見を出し合ったりしながら、身近にある様々なメディアについて、発信する側/受信する側などの視点から学ぶ試みがされています。

 各学校でメディアの携帯についてルールが決められていることも多く、小学校ではほとんどの学校で携帯メディアの校内持ち込みは禁止されています。ある中学では、スマートフォンを携帯してきた場合は所定の場所に預け、休み時間などには取り出すことも良しとしています。

 ただし、スマートフォンを携帯しているにも関わらず、預けるルールを無視した場合は、没収され、保護者が取りに来るまで返却しないというルールがあるようです。

 今後、所持を禁止するのではなく、所持のルールや使い方、そのポジティブな部分、ネガティブな部分を共に学ぼうという試みは、これから少しずつ拡散されることでしょう。

*上記に記載している記載内容は、あくまでも例として、個人がルツェルン州で経験した体験談を交えています。
* 現在お住まいの州または地域によって、インターネットやPCに対する考え方などが異なりますので、あくまでも目安としてご参考までにご活用ください。
* お子様が通われる学校での授業についての詳細は、学校に直接お問い合わせください。

 


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