お昼と放課後の公的学童施設

swissjoho-hort スイスの学校には給食時間がなく、お昼は自宅に帰って食べるのが基本です。しかし、共働き家庭やひとり親家庭などで保護者がお昼に自宅に戻れない生徒のために、各学校ごとに設けられている「ホート(独:Hort)」という公的学童施設があります。

 この施設は、州や地域によって呼び名が異なり、ホート以外にもターゲスシューレ(Tagesschule)、また、フランス語圏では、アキュイ(Accueil)などとも呼ばれています。

 この施設では、昼食や放課後の食事や自由時間、宿題の場を提供しています。児童の受け入れ条件は、食事の提供または、自宅から持参、自由時間のホートにおける約束事、宿題の手助け要員の有無など、各ホートにより異なりますが、最優先にホートに入れる子どもは、以下の条件が揃ったケースです。

  • 預けて働かざるを得ない理由がある
  • 預ける時間が長い
  • 預ける子どもの人数

 料金は、基本的に有料となりますが、総収入が少ない家庭、ひとり親家庭などの「預けざるを得ない理由」がある場合には、料金は安めに設定されます。反対に十分な収入がありながらも、お昼に帰れないお昼だけ預けたい、という場合には、前者よりも高くなるケースが一般的です。

 昔はお父さんもお昼に自宅に帰って、暖かくて力の付くような食事を取り、夕食は冷たい食事、と呼ばれる、ハムやチーズ、パンなどで簡単に済ませるという、伝統的な形態は時代と共にだんだんと少なくなってきています。

 近年では、共働き家庭が増加するとともに、ホートの需要も増えていて、多くのホートの受け入れ枠は常時満員。そのため、ウェイティングリストに載せてもらい、空きが出るのを待つこともあるようです。「子どもをホートに入れたい」と思っている保護者の方は、早い段階での準備が必要です。

* 現在お住まいの地域の施設により、施設の名称、記載内容と異なる場合があります。
*詳細については、学校入学時の説明会や学校、現在お住いの地域の自治体が紹介しているカウンセリング(Betreuung)にお問い合わせされることをお勧めします。

 

 


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