簡素化で増える!?スイス人への帰化

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 今月12日に移民3世の国籍の取得を簡素化する国民投票が行われ、26州のうちの19州と全体の60.4%の賛成を集め既決されました。同じような国民投票は過去にも3度行われましたが、全て否決されていました。

 この案にはスイス国民党 (SVP) 以外の主な党は賛成していました。支持していた党はこの結果は、寛容で開けたスイスを象徴するものだと述べています。

 一方、反対派のスイス国民党は、移民の国籍取得の簡素化は、移民の流入のコントロールを失い数年後に悪い結果をもたらすと、移民による帰化を懸念したコメントを出しました。

 この決定により、祖父母のうち一人がスイス生まれかスイスの滞在許可書を持つ場合は、スイスへの帰化の手続きがスイス全土で統一され、簡素化されることになります。現在は州によっても条件が異なり、国籍取得には時間と多額の費用がかかります。

 国の統計によると、現在約25,000人がこの移民3世に該当すると言います。イタリア系が最も多く、今後は年間2,300人程度の該当者が出てくると試算しています。

 以前話題のニュースでスイスの国籍を取得する人が増えていると紹介しましたが、今回の簡素化でますます外国人のスイス人化が進むかも知れません。

 


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