食品偽造発覚もデパート責任なし!?

 

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 食品の原産地や原材料、賞味期限等を偽る食品偽造の問題はなかなかなくなりません。日本でもホテルや百貨店で、食材の「誤表示」や産地偽装などが発生し、大きな問題になりました。 

 残念ながら、今年に入って早々、スイスでも食品偽造が行われていた事実が発覚しました。発覚したのは、スイスの大手デパート、マノール (Manor)の食品売り場で長年に渡り賞味期限の過ぎた肉に新しい賞味期限のシールを付けたり、オーガニックではない普通の肉にオーガニックのマークを付けていたことがわかりました。

 アールガウ (Aargau) 州の検察庁によると、3,920件の偽造があったと発表していますが、どこの店舗で行われたのか明らかにしていません。5人の従業員が約5年間に渡り食品偽造を行い、包装し直された肉は1週間に3~4kgだったと言います。

 一方、マノールは、2015年にバーデン (Baden) にある店舗で衛生面の規定において違反があり、従業員を解雇したと公表しました。改善策として、品質にかかわる工程を厳しくチェックし、社内外のトレーニングも強化したと述べています。さらに、この行為はどんな状況においても許されるものではないとコメントしています。

 刑事的な訴訟の対象は、元従業員だけでデパートは対象ではないそうです。偽造をしてしまう原因や、上からの圧力があったかどうかも調査し、今後は根本的に問題を解決して安心できる食品を提供してもらいたいですね。


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