老舗ホテル、改装で起死回生となるか

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  ルツェルン (Luzern) 湖畔にたたずみ、街のランドマーク的な役割も果たしている高級ホテル「パレス・ルツェルン (Palace Luzern)」。100年以上もの歴史があり、街の中心から近い場所にありながらも落ち着いた環境に囲まれ、インテリアや建物は当時の雰囲気をそのまま残す、格調高い5つ星ホテルです。しかし、そのホテルがいま経営不振に陥り、再建へ動き出しています。

 現在のオーナーは、フォーブス(Forbes)の中国長者番付で382位にランキングしている、中国人投資家の高云峰(Yunfeng Gao)氏。2015年にクレディ・スイス(Credit Suisse)から同ホテルを買収、その他にもオプヴァルデン準州にあるエンゲルベルク(Engelberg, Obwalden)やメルヒゼー・フルット(Melchsee-Frutt)などにある高級ホテルも高氏の手へ渡っています

 同氏とこのホテルの再建を手掛ける会社、エベルリ・ザルネン (Eberli Sarnen)のトニー・ブッヒャー (Toni Bucher) 氏によると、ホテルの売り上げはここ5年間で1/4に減り、内装等が現在のゲストが期待する5つ星ホテルの水準を満たしていない事が原因だと考えられるため、再建に踏み切ったと言います。

 計画では、ホテルの経営を一時中断し、2017年の秋から2019年の春まで改装作業に入ります。エントランスを新しくし、部屋数も現在の129から110に減らし、その半分をスイートルームに。また、スイス料理、アジア料理、日本料理の3つのレストランが新設されます。

 改築には1億スイスフラン (約115億円) をかけ、スイス国内のゲストだけでなく、ドイツ、イギリス、アメリカ、湾岸諸国や中国の富裕層をターゲットに再びルツェルンのトップホテルとして、2019年にオープンする予定です。

 現在スイスで人気の日本食がここにも登場しますね。どのようなレストランができるのか楽しみです。

 


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