スイス全土でかつてない雪不足

20170108_natsume_news_003 スイス情報.comのFacebookページでも取り上げていますが、今週はスイス全土で気温も下がり、ようやく初雪が観測されました。しかし、ウインタースポーツを楽しもうとしている人たちにとっては、まだまだ喜べないようです。

 雪・雪崩研究所(SLF) の調べによると、スイス全土で1891年以来の12月の積雪量の少なさを記録し、有名なスキー場の一つである、グラウビュンデン州アローザ(Arosa,Graubünden)にある標高1891mの高地でも、積雪が2cmのみ。幸いなことに、昨年の残り雪(7cm)で地面は見えていないものの、深刻な雪不足に陥っています。その他の人気スキーリゾート、ヴァレー州サス・フェー ( Saas-Fee,Valis) やグラウビュンデン州ダヴォス(Davos)などでも、雪だまりをおがくずなどで守るなどの工夫がされている現状です。

 また、スイスでは2月に入ると学校が「スキー休暇」と呼ばれる休暇に入る州もあることから、学校関係者たちや子供たちも積雪を首を長くして待っていることでしょう。

 この雪不足は、スキー場の売り上げにも悪影響を与えています。各スキー場でのクリスマス休暇から新年までの期間の売上げは、年間売上の三分の一ほどの見込みだとか。今後も雪乞いは続きそうですが、スキーに充分な積雪がなかった場合の苦肉の策として、雪を人工的に作る方法を画策しています。

 11月の東京では、季節外れの大雪が降り、11月の日最深積雪の記録を更新した所も出たほどだとか。今年こそは、世界屈指のスキーリゾートも多くある、このスイスに利用者たちを満足させられる充分な雪が降るでしょうか?

 


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