大気汚染、スイスでも注意が必要

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 スイスと言うと、山や湖に囲まれ空気がきれいなイメージがありますが、いつも新鮮な空気に囲まれている訳ではありません。ここ最近は、高気圧がスイス全体を覆っているため、各地で霧が発生しています。

 気象情報を発信する会社メテオニュース (Meteonews) のシャロン・ザッツ (Sharon Satz) さんによると、この霧はフライパンの蓋のような役割をし、本来ならば大気圏へ分散していく有害物質が地上に留まっていると言います。

 微細な有害物質は喘息や気管支炎、呼吸器系の疾患を持つ人には特に注意が必要で、該当する人は屋外でのスポーツ等を控えた方がいいとザッツさんは警告しています。

 また、イギリスの研究チームの発表では、大気汚染物質は肺や呼吸器だけでなく、脳にも悪影響を与える可能性があると指摘しています。研究によるとパーキンソン病や アルツハイマー病等の神経変性疾患を患った患者の脳から大気汚染に含まれる磁性粒子が発見され、この粒子が鼻や口から脳まで達し、何らかの悪影響を及ぼしている可能性があると発表しています。

 メテオニュース等の天気予報のサイトでは大気汚染等の注意報も出しているので、確認する習慣を付けたいですね。

 メテオニュースのホームページはこちらをご覧下さい。(独/仏/伊/英/ロマンシュ語)


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