なぜ増えるのか? 小さな売春サロン

20161214_kumiko_news_29_2 1942年からスイスでは売春が合法とされていますが、チューリヒ (Zürich) は、できるだけ目立たないように、そして街から売春婦の姿が消えていくことを密かに願っていました。

 そのためチューリヒ州においては2013年より売春組合に関する規則が施行されており、これによりチューリヒ市アルトシュテッテ(Altstetten) には売春所が設けられ、市内の通りからは売春婦の姿が消えました。

 一見、希望通り上手くいってるかのように思えたのですが、しかし逆に小さな売春サロンを増やす結果になってしまいました。これは小さな売春サロンの定義を「売春婦(夫)が二人以上で、二部屋以上あればよし」としたためです。小さな売春サロンは許可なしに営業できますが、営業する場所は住宅の多い場所を避けるなど、様々な規制があります。

 しかしながら、小さな売春サロンに関しては、営業許可が不要なことから取り締まるのが大変なこと、営業場所のない女性が大きな風俗営業店の犠牲になったり、生活保護を必要とするようになる可能性があることなどから、住宅地での営業も許可される見通しです。

 思いがけない結末に妥協せざるを得ない市政府と市議会。なんともお粗末な結果ではありますが、果たして本当に、誰もこのような結末を想像していなかったのでしょうか?

 


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