猿による精神分裂症の治療実験

20161109_kumiko_news_24 チューリヒ工科大学(ETH Zürich)とチューリヒ大学(Universität Zürich)が共同研究で行う、精神病の治療開発で、猿による実験を計画していますが、動物愛護団体が猛反対しています。

 動物愛護団体は、このほど反対者5万人の署名を集め行政裁判所に提出しました。これにより、裁判所の判決待ちとなり、猿による実験計画は宙に浮いた状態となりました。

 両大学による研究チームは、この実験を進めることにより精神病、得に精神分裂症の治療開発に役立つと話しています。ハムスターやモルモットでは脳の活動を調べるには適していないため、猿での実験の必要性が説明されています。しかし、動物愛護団体は猿など霊長類による動物実験の廃止を訴えています。

 治療の開発が進むことは大変望ましいことですが、そのために動物が犠牲になってもいいのか。しかし実験なくして脳の活動を解明することが難しいのも事実です。どのような判決が出るのか、興味深いところです。

 


コメントを投稿する