スイス政府の仲介で解放、そして再会

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 おととしの4月にナイジェリアのチボク (Chibok) の全寮制の学校で起きた誘拐事件は、皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか。イスラム過激派組織、ボコ・ハラム (Boko Haram) が同学校を襲撃し、276人の女子生徒が誘拐され、直後には57人が脱出に成功、今年になって1人が保護されています。

 事件後には、ソーシャルメディアで少女達を救出するための世界的な活動が始まり、「私達の少女達を返して (Bring Back Our Girls)」という名のキャンペーンが活発的に行われましたが、少女達の行方が分かっていませんでした。

 ところが、今月の13日にナイジェリア政府が「ボコ・ハラムの拠点である北東部の町バンキ (Banki) で21人が解放された」と発表しました。この解放は、スイス政府と国際赤十字 (IKRK)の交渉のもとで行われましたが、交渉条件の内容については明らかにしていません。

 21人の少女達は、16日に首都のアブジャ (Abuja) でようやく両親と待望の再会を果たしました。ある少女の父親は「どんな拷問を受けたのか心配だ。赤ちゃんと一緒に戻ってきた少女が何人かいたが、赤ちゃんには何の罪もない。」と話しています。

 スイス政府と国際赤十字の交渉はさらに進むと見られ、残りの218人の少女たちの1日も早い解放が待たれます。

Bring Back Our Girlsのウェブサイトはこちら

 


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