増えている、自殺ほう助を選択する人

 

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 スイスでは自殺ほう助による安楽死が認められています。具体的には、自殺を選択した人に対して医師が薬物を処方し、自殺ほう助の機関の立ち合いのもと薬を摂取します。連邦統計局 (BFS) によると、その数は増えていると言います。

 病気の苦痛からの解放や尊厳死など自殺を選択する人の理由は様々です。自殺ほう助を選択した人の約40%が「がん」が原因で、約14%が「アルツハイマー病」や「パーキンソン病」等の神経系の病気をわずらっている人だと発表されています。

 自殺ほう助を選択した人は、2014年は前年に比べ約25%以上増え、742人になりました。2015年はさらに数字が増えると見ています。ほう助による自殺が増えているとはいえ、スイス全土で亡くなった方の原因の中では1.2%でした。

 ほう助以外の自殺の数は、2014年は1,029人で、1991年から2010年にかけて半減しましたが、その後の数は増減はなく安定しています。

 スイスには自殺ほう助を支援する団体がいくつかあり、希望者はその団体に会員登録します。安楽死が認められていない海外からの安楽死ツーリズムも行われています。自殺ほう助については、様々な論争があり、命とは何かを考えさせられます。


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