「保護者の集い」への参加は義務?

20160907_kumiko_news_15   チューリヒ州 (Kanton Zürich) に住む夫婦が、14歳になる息子が通う学校の保護者の集い (Elternabend) に無断欠席したという理由で訴えられていましたが、チューリヒ州ビュラッフ (Bülach) の裁判所は無罪の判決を下しました。

   学校側の度重なる案内にもかかわらず、保護者の集いを理由もなしに欠席したこと。また、学校側とこの保護者の間で話し合いがもたれ、参加義務のある保護者の集いに今後参加することを確約したにも拘わらず、その後も欠席したことが訴えられた理由のようです。

   この保護者に対して管轄の行政管理局は200スイスフラン (約2万円) の罰金を科しましたが、これを不服とした夫婦が控訴した結果、無罪となりました。無罪判決の理由として、保護者の集いは参加義務を持たないとしています。「催しとしての保護者の集い」と「保護者との話し合い (Elterngespräch)」は別のものであり、「催しとしての保護者の集い」は特別な場合を除き、参加の義務はないと説明しています。

   また、学校側が保護者の集いの案内を書面で出しておらず、電話での案内であったため、出欠の用紙がなかったとも指摘されています。

   今回は保護者の義務かどうかが焦点となり、また学校側の手落ちも指摘されましたが、保護者として自分の子供が通う学校の様子などを知ることは大切なことかと思います。

   毎回参加しなくとも、せめて数回に一度は時間の都合をつけて参加するのが望ましいのではないでしょうか。

 

 


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