夏の今だからこそ注意が必要な登山

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 みなさんは登山はされますか?いいお天気が続くと澄んだ空気や青い空に映える美しい雪山や緑を求めて山へ行きたくなりますね。けれども、この時期こそ山には注意が必要です。イタリアとの国境にあるアルプス山脈最高峰のモンテ・ローザ (Monte Rosa) では2日間で6人の方が亡くなり、8月だけでスイスでは15人の方の死亡が確認されています。7月と8月には日本人の方も登山中の事故で亡くなっています。

 スイス公共放送局SRFの気象学者であるフェリックス・ブルメール (Felix Blumer) 氏は、最低気温が0℃位になる所では、雪や氷が解けてまた固まるために岩や石がぐらつき、落石が起こったり、足元の岩が安定しなくなるため、非常に危険だと言います。また、表面の柔らかい雪や氷河の裂け目等にも注意するよう話しています。

 山小屋やツアーの運営等を行っているスイスアルペンクラブ (SAC) は、登山での滑落等の事故を完全に無くすのは難しいとしながらも、事故を避けるためにはなるべく早い時間、例えば夜のうちからでもいいので、登山をスタートして欲しいと呼びかけています。

 また、天候や山の状況等の把握も非常に重要で、事前に知っておきたいものですが、英語での情報が少ないため外国人登山者は情報収集にも注意が必要です。

 夏山を楽しめるのはあと少しです。事故に気を付けて楽しみたいですね。


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