財政難?チューリヒの像は汚れたまま

20160810_kumiko_news_11-6100-2  財政的に問題のないように見えるチューリヒ市 (Stadt Zürich) ですが、市内にある銅像など、芸術作品を常にきれいに維持するのはなかなか難しいようです。

  チューリヒ湖周辺や室内スタジアムの外に置かれた造形物など、スプレーで落書きされたものから錆付きの激しいものなど、約15以上の芸術作品が手入れされずに放置されたままになっていると報告されています。

 その理由は、2015年暮れに決定した予算削減が挙げられていますが、結果として、公共の場に設置されている芸術作品の清掃や維持費など合わせて145,000フラン(約1千450万円)が不足しているとのことです。このまま放置しておくわけにはいかないということで、市政府と議会で議論されています。

  落書きされたものをそのまま放置すれば、さらなる落書きを招くので、できるだけ早くに清掃するべきという点では意見が一致しています。しかし、必要経費の捻出については意見が分かれており、時間がかかりそうです。

  予算自体が付かなかったわけではなく、減っただけなので、行政の優先順位と少ない予算でいかにやり繰りするかが問題なのだと、ある市議員は述べています。

  予算をめぐって市政府と議会との政治的駆け引きもあり、ここ当分は清掃されないまま放置されそうです。たくさんの観光客が訪れるチューリヒ。銅像の前で記念写真を撮る人も多いことでしょう。是非一日も早く清掃し綺麗な景観を維持して欲しいものです。

 

 


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