スイスでの運転免許取得方法 – ステップ別

fahrlehereberufsschule-6110  スイスでは、車両右側通行、運転席は左側、当然交通ルールも日本とは異なるものもありますので、日本人の多くは、車両感覚が慣れるまでの間は、難しさを感じるかもしれません。
 スイスに住まれる日本人の方で、スイスで運転免許を取得する場合には、スイスの交通ルールや他言語できちんと勉強をすることになります。

 ここでは、スイスでの運転免許取得方法について、ステップ別でご説明いたします。

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 運転免許取得の第一歩は、 応急処置の知識を取得するために、ファーストエイド ( Nothilfe Kurse ) のコースを受講し、その受講証明書を手に入れることです。次のコース(ステップ2)の交通理論テストを申し込むのには、この受講証明書(カード)が必要となります。このコースへは、事前の準備や知識がなくても受講できます。

 ファーストエイドコースは、交通局からの紹介などはなく、自分で探して申し込みを行います。一例として、以下のようなサイトで見つけることができます。

ミグロ   Migros klubschule
赤十字  Schweizerisches Rotes Kreuz


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◇ 交通理論テストの申し込み

 ファーストエイドのコースの修了証明書を受領したら、お住まいの管轄交通局から交通理論のテスト受験に必要な書類等をそろえましょう。

 交通局から受験に必要書類が届いたら、必要事項を記入し申し込みを行います。受験日は一般的に自分で指定することが可能ですが、最長で1か月以降の予約は受け付けていません。したがって、受験を申し込む段階で1か月以内にテストを受ける準備ができていないといけません。

◇ 受験方法
 交通理論テストは、交通局内の一室でオンラインの選択問題方式で行われます。試験終了直後に、合否結果がわかります。合格すると合格証明書兼仮免許が郵送で送られてきます。この兼仮免許で、路上運転の実技練習に入ることができます。( *仮免許の有効期間2年間)

◇ テストの勉強法
 交通理論の勉強は、コースなどを探して勉強することも可能ですが、テキストやCD-ROM、インターネットで演習問題を探して行うなど、それぞれ独自で行います。教材は購入もできますが、図書館などで貸し出しをしている場合があります。(*1回につき35〜50フラン相当)


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◇ 教習指導員と実技の練習
 交通理論のテストの合格証明書兼仮免許で、教習指導員についてもらいながら路上で実技の練習を行います。練習の際には仮免許を携帯し、乗車する車に貼る「Lマーク」を貼ります。このマークは路上で「車の仮免許教習中である」という印で、自家用車などで路上に出るときには乗用する車に貼ることになっています。

◇ 教習指導員の探し方
 プロの教習指導員にお願いする場合は、公式な紹介サービスなどはなく、基本的にネットや口コミなどで探します。費用は1時間ごとのが一般的で、金額は75〜100フラン/時間が相場です。また、交通局で認められた運転免許保持者が同乗して、路上教習をすることも可能です。 承認条件については各交通局でお問合せください。


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 ステップ4での交通理論の講習は、ステップ2とは異なり、実技と並行しながら行うのが一般的です。この講習はコースに通うか教習指導員から学ぶかのどちらかになります。この受講証明が次のステップ(運転実技テスト)を受験する際に必要となります。受講証明書の有効期間2年間です。(*1回につき75〜100フラン相当)

 次のステップ5に進むには、仮免許期間の2年間以内に、教習指導員と相談しながら運転実技の試験準備をし、教習指導員を通して運転実技の試験の申し込みを行います。個人的に申し込むことは基本的にできません。


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 運転実技試験の申込み後、交通局から書類が送られてきます。試験は教習指導員の車で行い、運転席に受験者、助手席に試験官、後部座席に教習指導員が乗車して行います。試験時間は60分間、試験官の指示に基づき運転実技の試験が行われます。合否は試験直後に口頭により告知されます。( *試験費用 1回につき 70〜100フラン相当)

 合格の場合、交通局より運転免許が発行後、送付されてきます。(*発行料別途かかる)また、 不合格の場合には、教習指導員と相談の上、次の試験日程を決めて申し込みをします。試験に受けれるチャンスは3回まで。

*3回不合格の場合
3回以内に試験に合格できないと、追加講習を受けるなどの課程を踏むことになります。


【 注意 】
現在お住まいの州またはお住いの地域にある交通局によっては、手続き方法、ステップの進め方や条件など内容が異なる場合があります。詳細については、事前に交通局、または担当の教習指導員にお問い合わせください。

 


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