覚えて安心「やさしいトイレ」

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 ヨーロッパでトイレ探しに困ったことはありませんか?公衆トイレも少なく、見知らぬ場所でトイレを探すのは結構大変です。アーラウ(Aarau) では昨年、8箇所ある公衆トイレの内、5つを閉鎖しました。その替わりとしてレストランのトイレを無料で使用できる「やさしいトイレ (Nette Toilette)」というキャンペーンを開始しました。

 現在は旧市街(Altstadt) の4つのレストランとオーベレフォアシュタット(Obere Vorstadt) の1つのレストランが参加しています。利用者は、「Nette Toilette」と書かれたステッカーの貼ってあるレストランのトイレは無料で自由に使うことができます。

 すでにルツェルン(Luzern)やベルン(Bern)などでもこのキャンペーンは行われています。ソロトゥルン(Solothurn)では、昨年からスタートし、当初は5件のレストランの参加でしたが、今では9件に増えたそうです。ソロトゥルンでカフェを経営しているシュテファン・マルティ (Stefan Marti) 氏は、トイレを利用したお客さんはお店で食事をしてくれることもあるとキャンペーンに参加できたことを喜んでいます。

 市ではレストランにトイレの使用料として約1,000スイスフラン(約11万円)を支払っていますが、公衆トイレを維持していくよりもかなりのコスト削減になると話しています。アーラウでは約4万スイスフラン(約421万円)の削減を見込んでいます。

 2000年にドイツで始まったキャンペーンは、現在210もの都市が参加して行われ、携帯のアプリもあります。日本人は欧米人に比べてトイレが近い気がします。「やさしいトイレ」の存在、覚えておけば安心ですね。

「やさしいトイレ」のホームページはこちらをご覧下さい。(独)

 


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