世界一長いトンネル、国を挙げて祝福

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 来月1日にアルプスを縦貫する世界一長い鉄道トンネル、ゴッタルドベーストンネル (Gotthard-Basistunnel) の開通式が行われます。国内外から首脳、官僚等、約1,100人が参加し、ダンスやアクロバットなどの催しもあり、盛大なお祭りになると言います。その週末の4日と5日にもイベントが開催され、約10万人の来場を予定しています。

 イベントは6月1日にかかる費用だけで800万スイスフラン (約8.9億円)、週末を合わせると合計1200万スイスフラン(約13.4億円) になりますが、ドリス・ロイトハルト環境・交通・エネルギー・通信相 (Verkehrsministerin Doris Leuthard)は、トンネルの開通は、これだけの費用をかけてお祝いする価値があると述べています。

 ゴッタルドベーストンネルは、青函トンネルの53.9kmを越える全長57kmで、総工費は122億フラン(約1兆3,600億円)。スイス山脈の地下深くを掘る工事は難航し、完成までに17年かかりました。

 実際に電車が走るのは今年の12月からになりますが、1日には、抽選で選ばれた約1,000人が最高時速が200kmになる電車に乗車してトンネル通過を体験します。トンネルの完成でヨーロッパの南と北の交通の便が格段に良くなり、様々な効果が見込まれています。

 高度な技術に加え、技術者達の夢と努力で出来上がったトンネル、一度は通ってみたいですね。


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