がんばれ!80才のゾウガメ母さん

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 チューリッヒ動物園 (Zoo Zürich) で、1946年から飼育されている80才のガラパゴスゾウガメ (Galapagos-Riesenschildkröte) のニグリタ (Nigrita) が昨年の秋に産んだ9つの卵が今年の2月と4月に無事孵化しました。

 赤ちゃんは120g~140gの大きさですが、お母さんのニグリタは約100kgで54才のお父さんのジャンボ (Jumbo) は約200kgと大きいため、その他の8才までの19匹の子供たちは、安全のため年齢別に分けられて飼育されています。

 同動物園は、ヨーロッパで唯一ゾウガメの繁殖に成功している動物園です。ゾウガメの卵はテニスボールくらいの大きさで、ニグリタは80年代からこれまでに300個以上の卵を産んでいます。卵は飼育係の手により孵卵器で大切に育てられ、孵化するまでには106日~121日かかると言います。今回産まれた赤ちゃんを含め91匹の子供が産まれ、現在はヨーロッパ各地の動物園等で飼育されているそうです。

 ガラパゴスゾウガメの何亜種かはすでに絶滅してしまっていますが、その他の亜種は保護活動や支援により絶滅の危機を免れています。同動物園にはその保護活動をする「スイスガラパゴス諸島友の会 (Verein Freunde der Galapagos Inseln Schweiz)」の本部があります。

 日本にも東京の上野動物園と静岡のイズーに合計3頭のガラパゴスゾウガメがいますが、すべてオスで花嫁募集中です。ニグリタには今後もたくさん子供を産んでもらって、その子供がお嫁さんになってくれると嬉しいですね。

 


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