スイスで育んだおもてなしと和の心

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 みなさんはスイスで暮らす日本人、節子・クロソフスカ・ド・ローラさん (Setsuko Klossowska de Rola) をご存じですか?

 節子さんは、ピカソ (Pablo Picasso) が「20世紀最後の巨匠」とたたえた画家バルテュスの愛称で知られるバルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ伯爵 (Balthasar Kłossowski de Rola) の妻で、2001年にバルテュス氏が亡くなるまで30年以上彼の創作を支えました。

 1962年に来日したバルテュス氏と知り合い、結婚後はイタリアで過ごした後、スイスヴォー州 (Vaud) のロシニエール (Rossinière )にあるスイス最大の木造建築物である「グラン・シャレ (Grand Chalet)」で現在も生活しています。

「グラン・シャレ」は1752年~1756年にかけて豪農の家として建てられ、その後はホテルとして使われました。5階建で113もの窓を持ち40部屋を構える建物は、現在は節子さんが代表を務める「バルテュス財団 (Balthus Foundation)」が管理し内部の見学や展覧会などを開催しています。

 節子さんは2005年からユネスコ平和芸術家に任命され、随筆家や作陶家として活躍しています。海外で生活しながらも日本の文化を愛し、スイスでも着物で生活している節子さんの美しく豊かな生活ぶりは本や講演会でも紹介されています。

 現在、大阪の阪急うめだギャラリーで、4月11日(月) まで「ド・ローラ・節子の和のある暮らし展 ~バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々~ 」が開催されています。お近くの方は、スイスでの美しい暮らし方をのぞいてみてはいかがですか。

 イベントの詳細についてはこちらをご覧下さい。


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