職場での事故は睡眠が原因 

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 みなさんは質のいい睡眠とれていますか?NHK放送文化研究所の5年に1度の「国民生活時間調査」によると、日本人の平均睡眠時間は7時間15分となり、これまでの減少にストップがかかり、早寝早起きの傾向も進んでいるそうです。

 一方、スイスでは仕事をしている人の約30%が睡眠について何らかの問題を抱えていて、質の悪い睡眠や不十分な睡眠時間が疲労や病気だけでなく事故の確率も上げているとスイス事故保険機関 (Suva) が明らかにしました。

 調査によると、睡眠不足や睡眠障害が原因で職場で事故を起こした人は1年間で53,000人に上り、つまづいたり転落する事故や機械や工具で怪我をする人が多いと言います。特に一日の睡眠時間が7時間以内で週に50時間以上働いている30才以上の人は注意が必要だとか。

 多発する事故による企業の損失を抑えるため、同機関は企業に対して良い睡眠のとり方のセミナーを行っています。それによると、「夜はアルコールやコーヒー、たばこは控え、軽めの温かい食事を採りリラックスする。寝室の音や明りは抑え、気温も低めに設定する。寝る1時間前にはテレビやコンピューター等の画面は見ない。日中も規則正しい行動を心がけ、自由な時間には十分な運動をする。」といった事を推奨しています。

 同機関は、睡眠が原因の職場の事故の損失は全体で約2億8,300万スイスフラン(約325億円)と見積もっています。


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