「自治会費を払わない客」お断りの店

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 栃木県宇都宮市で、業務が多く負担になるために町内会を脱会した住民の家の前の街灯が撤去されたり、ゴミ置き場の使用を禁止されることがありました。最近では町内会に加入しない住民も増えているそうです。

 スイスのヴァレー州 (Valais) にあるチュッゲン (Tschuggen) は、スイスの南に位置しアルプスの山々を望むリゾート地で、約100軒ものシャレーが立ち並んでいます。8年ほど前から自治体から脱退して営業をしているシャレーが何軒かあるといいます。

 村にある唯一の商店で、自治体が経営する食料品や生活必需品を扱う小さなお店では、自治会の年会費を払っていない人はお店で商品を購入できません。このシステムについて、年会費を払っていないシャレーを利用する観光客達からは憤りの声が上がっています。

 これに対し自治会の副会長であるジャン=マリー・シュミット氏 (Jean-Marie Schmid) は、「この地域において観光客は重要な位置付けで、彼らの気持ちも理解できますが、これはいやがらせではありません。地域のことを無視して自分だけ利益を得ようという考え方は正しいとは思いません。このお店は利益を得ていません。地域の皆さんの協力で成り立っているのです。道楽で商売をしているのではないことを理解して欲しい。」と話しています。

 昔からの人だけでなく、さまざまな考えの人が共存している今の自治体には地域での話し合いや見直しが必要かも知れませんね。

 


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