犬猫料理レストラン、実は演出!?

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 メニューに犬や猫の料理を出すスイスのレストランの紹介動画がネット上で話題になり、さまざまな批判を浴びました。

 問題の映像は、スイスにあるというレストラン「ラ・ターブル・スイス (LaTable Suisse) 」が舞台で、メニューには犬や猫を使ったスイスの伝統料理があり、ゲストには事前に同意書にサインを求めるものの、多くの客に喜ばれていると紹介しています。また、皮を剥がされた動物や料理の映像もあり、スイス人のシェフの男性のコメントなども収録され、本物のレストランの紹介ビデオのように見えます。

 実はこのレストランは実在せず、あるキャンペーンのためにインターネット上にアップされました。作成したのは、スイスベジ (Swissveg) 、ドイツベジタリアン同盟 (Vegetarierbund Deutschland) 、アメリカのビヨンドカーニズム (Beyond Carnism) の3つの組織で、カーニズム (Karnismus) と言う、ある種の動物だけを食べると言った考え方を意識してもらいたかったと述べています。また、映像に出てきた皮を剥がされた動物はシリコンでできた偽物だと伝えています。

 多くの人がこのレストランが実在すると思ってしまった背景には、スイスの一部の農村部では犬や猫を食べる習慣があったこともあります。人々の注目を集めることには成功しましたが、もう少し配慮が必要だったのではないでしょうか?


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