人材確保のため医学部増員

 

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 政府はスイスの大学の医学部の定員を増やすため追加で1億フラン (日本円で約117億円)の予算を充てると発表しました。今後10年で年間の定員数800人から1300人へ増やしたい考えです。

 ここ数年は医師の数が足りず、海外からも採用をしています。そのためスイス全体の医師の約1/3が海外で医師免許を取得した外国人だと言います。

 しかしスイスでは2014年に大量移民反対のイニシャティブが可決され、移民の受け入れ数に上限が設けられました。そのため追加の策として国内での医師の育成にも力を入れていく方針を明らかにしました。

 医師だけでなく介護士の不足も以前から話題になっていますが、介護福祉士の国家認定である連邦能力取得証明書 (Fachfrau oder Fachmann Gesundheit EFZ)  の取得者は2007年から2倍に増えているそうです。

 高齢化が進み医療分野の人材確保はスイスだけでなく世界的な問題ですが、増員するだけでなく、質の高い教育も維持して欲しいと思います。


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