ブイを利用した新たな水力発電

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 スイスもこれまでは原子力を利用した発電を行って来ましたが、福島原発の事故を受けて原子力発電の全廃を決定したため、現在は積極的にエネルギー改革に取り組んでいます。

 スイスで多くみられるのは水力発電です。地形と年間降雨量に恵まれているため、水力発電は活用されています。しかしながら、冬季は水量の減少や凍結の影響で安定した電力が確保できず、近隣国から輸入もしています。

 今回スイスで初めて、実験的にブイを川底に固定し、水流を利用する発電方法が川で設置されました。やはり、水量により生産量は左右されるものの、ダムなどと違い環境を破壊することが少ないと注目されています。

 アールガウ州 (Aargau) のブルック (Brugg) にある IBBエネルギー社 (IBB Energie AG) は、今後40年間の使用許可申請のために、水流の早いアーレ川 ( Aare) に直径2.5m、長さ11m、重さ6トンのタービンを6機、限定的に12月22日まで設置しました。この発電で約400世帯分の電力が賄えるそうです。

 その土地の良いところを生かした発電方法が各地で開発されていく、いわば電力の地産地消が今後増えることを期待したいですね。

 

 


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