スイスの出産事情 〜分娩方法〜

現在妊娠中の方で、出産をスイスでとお考えですか。
今回は、スイスの「分娩方法」に関してご紹介します。

 

 ご存意の通り、分娩方法は、「経膣分娩」と「帝王切開」の二種類に分けられます。では、あなたは、どちらを選ばれますか。

 2013年2月のスイス連邦内務省保険局の報告書で、スイスで出産する3人に1人が、「帝王切開」で出産をしていると言うことがわかったようです。1998年スイスの帝王切開率は23%だったのに対し、2012年には33.3%まで上昇しています。この数値は、世界的に見てもスイスの「帝王切開による出産」が多いことが分かりますが、その理由は分かっていないようです。

 2008年頃から徐々にスピードを上げて増え始めたこの出産方法。イタリアを除いたヨーロッパでは隣国(フランスやドイツなど)では、「帝王切開による出産」が、年々減少傾向にあります。もちろん、スイス国内においても、州ごとの違いはありますが、全体的に見て地方よりも都市では、「帝王切開による出産」が好まれている傾向があるようです。

  また、出産方法は、妊婦の年齢にも大きく関わってきているようです。例えば、35歳以上の約半数は、帝王切開による出産が行なわれているとのこと。

 今日の日本では、余程の事情がない限り「麻酔分娩」はせず、「自然分娩」で出産されている方が多いかと思いますが、要因として、医療体制の問題、麻酔科医の不足や産痛緩和を目的として麻酔は公的医療保険で対象外になるなどがあるようで、日本での麻酔分娩」はまだ定着するまでには、時間がかかりそうです。

 

連邦内務省保険局
http://www.bag.admin.ch/themen/medizin/13641/index.html?lang=de

 

 

 


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