婦人科医療システムの違い

 女性の皆さん、婦人科検診は定期的に受けていますか。女性特有の病気検査または妊娠などの理由がない限りは、あまり行くことはないかと思います。スイスの婦人科医療のシステムは日本とことなりますので、その違いを簡単にご紹介致します。

システムの違い

 ここスイスでは婦人科の病気や妊娠の場合には、大抵はお住まいの地域にある婦人科へと行くのは日本と同じではあります。ただ、注意すべきこととして、州によりシステムの内容が異なるかと思いますが、婦人科での診察は「時間の長さ」によって診察代がUPしていくということではないでしょうか。つまり、「診察時間が長ければ長い程診察代も高くなる」というシステムです。

 このようなシステムを知らないで、「この機会を利用してしっかり診断してもらおう」ということで婦人科で診察されて、先生に気になっていたことをいろいろと質問した後日後、予想以上の請求書が送られてきたという苦い経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、保険会社により違いはありますが、全ての女性が定期的に婦人科健診(子宮がんや乳がん)は無料で受けられるので、こういった点は是非賢く利用したいものです。

妊婦健診の違い

「妊娠」の場合での検診にいたっては、個々人が加入している保険の種類により、保健でカバーされる検診回数(妊娠時の両親学級や妊婦のためのヨガなど)や出産方法、出産後の入院(個人部屋か大部屋か等)などが異なってきます。

 また、お住まいの地域や病院によって、医師が一貫して同じこともあれば、妊娠時と出産時の医師は違う場合があります

 例えていうと、チューリッヒ州では、妊娠中の諸々は近所の医師にお世話になり、いざ出産となった場合は、出産専用の大学総合病院に行くのが一般的とされています。

 万が一妊娠期間の医師と出産時の医師が異なった場合に予想されるのは、医師間の「引継ぎ」や「申し送り」がきちんとされているかです。出産時に初めて会った医師や看護婦らがあたふたしている状況の中で不安な想いをしながら出産してしまったケースもあります。かわいく元気な我が子に出会うためにも、自分に合った病院選びが大切です。